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| | 提言集一通り読みました。提言のミソは、日本のミドルフォーミュラより上のモーターレーシングで世界的に見ても競争力のありそうなシャーシないしはレーシングカーを開発できるのが「童夢」ただ一社と言う現実に帰結すること。端的に言えば童夢(工業会)の利益に与したくない陣営が「海外メーカー」と組むのは理論や理屈を超えた感情論に他ならない訳であり、40年ほど以前よりの旧来、レーシングカーを開発した経験の無い有産家階級(似非であったり、近しい関係だったり含む)とも言うべき陣営が日本のレース界で行って来た事が、海外製の車体を購入して手っ取り早く勝利をかっさらうやり方であったからいまさら何も驚くべきことではないのかも知れない。もとより勝利を得ているなら真っ当なアプローチでありその後の立身出世も望めると言うもの。問題なのは、そうした参加者の側としての選択肢なら許されるモラルであろうことを、本来日本のモーターレーシングを振興する側の歴々があろうことか自分が走らせていた時代と同じような感覚でレースシーンをモノトーンなものにしてしまっていることは部外者の側からしても見え透いている。 与したくないという前提があるから、高い安い、良い悪いの問題ではない。考えや意見も平行線で噛み合わない。
彼ら与したくない陣営の見せ方の手本として素人なりに考えると、アメリカンモーターレーシングは単純明快で短期的には理解を得やすい。ショービジネスに近い感覚でやっていける。車体よりもレーサーにスポットが当たり易い土壌がある。アメリカンサクセスを地でいっている。 それを日本で行うとどうなるのか。日本人の観戦者は学んでいく。恐らく世界でも有数の学習能力の高さがあると思われる。アメリカンモーターレーシングの方式は早晩厭きられていくようになる。トップカテゴリーにしても同じようなものだから、ついに開催されなくなってしまった。 レース界のみならず、没個性は親しみやすくとっつきやすい。 トップカテゴリーがワンメイクシャーシで行われているのはつまらなくて仕方が無いが、開催者やその周辺側はプロモーションと短期的なお金儲けに専念出来る。つまり見せ方が安易で楽。 手っ取り早く、短期的収益が見込め、お金儲けしやすい。 レース観戦者が玄人はだしや、コアな知識の人々だけではとてもじゃないが有料入場者数のタシにならない。 開催者側もそんな人々ばかりをターゲットにレースを開催している訳ではない。 しかし皮肉にもFNを観戦している人の殆どが、マニアックでコアな知識を持っている。そう言った層しかサーキットへ足を運ばないマイナーなイベントになってしまった。厭きられてしまった。 自分でも色々書いていて不思議な感覚に捉われてくるが、手っ取り早くだとか没個性などという言葉と全く相容れない童夢が、その手の言葉や行動が大好きな陣営にいくら働きかけても生産性のある話になるとはとても思えないのである。 以前自身は、「林社長は何もせずに、レース車も走らせずにしばらく外から黙って見ていた方が良い」とどこかに書いた記憶がある。コンストラクターだからそれが当たり前だし、日和見も時には必要だという意味で。
車両が競わないレースは底が浅い。文化の香りもない。 「フェラーリは赤い」という普遍的なものがない。 ただ消費し、忘れ去られていくのみ。
これからの提言は、林社長自らが語るのではなく、若い社員の方がレースへの愛を語って欲しい。林社長が語るといきおい手前味噌になるし、とにかく聞きたくないと言う人もたくさんいるから。
提言しても意見交換もままならず、平行線でかみ合わず、ゆえに以前は「童夢がまた出てる」と言うくらいに頻繁に出走しても実らず。 中長期にわたって潤沢な資金を持ったパトロンの出現は、レース界のみならず日本の現況でそんなものは望めない。 「好きだから走らせているんだ」と言う連鎖ではビジネスにならない。無関係だから勝手なことを書いているが、「レースって金になるの?」と言う疑問を解けないと無関係な他人を巻き込んで「ビジネス」は行えない。 有望なパトロンとは、日本の場合自動車メーカー以外に思いつかないから、アメリカの不動産がもう少し安定しないと、パトロンも自分のところの名前が出ない場所にはお金を出せない。 現実的には提言したり空想したりとしばらく休んでいたほうが吉。それも出し方、見せ方を工夫して若い人たちにやって欲しい。 もちろん会社の業務以外の範囲「自己啓発」無給で。 |
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