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Dome Co,.ltd

Sep.15 2014
DOME F110/TOM'S テスト報告

【開発テスト-1 鈴鹿サーキット】
日時: 2014/9/3
気温: 25℃、路温26℃
ドライバー : 井口 卓人
走行枠: スポーツ走行 3セッション(各30分)
総走行距離: 168km
ベストタイム: 2’10”24
最高速: 218.8km/h
同日参考タイム: JAF-F4 2’5秒台、S-FJ 2’16秒台
路面: ハーフウェット→ドライ

S-GT鈴鹿1000キロでデモランを行ったが本格的なテスト走行はこれが初めてとなる。走り出しは中古タイヤで各部のチェックを行った後、2セッション目から新品タイヤで走行を開始した。最初のセッションでロールが大きいとのコメント。アンチロールバーを前後とも1段ハードにした。その結果ロール感は改善したが、中高速コーナー出口でステアリングを切りながら脱出する際にフロントが浮き上がるような感じでプッシュアンダーが出るとのこと。対策としてリアのスプリングを硬く(800→900lbf)して、リアの沈み込みを抑える方向でセッティングしたところ改善がみられた。さらにFRダンパーの減衰を5段ハードにしたところ若干スイートスポットは狭くなるもののハンドリングは格段に良くなったとのこと。130Rは全開でどんなラインでも通れるほど安定した。
ADVICSのブレーキは、効き・コントロール性も良い。ペダルストロークが小さく踏力に応じて効くがかなり力を要するため、入門者が乗ることを考えるともう少しストロークで効くタイプの方が良いかもとのこと。
井口からは「非常に乗りやすく、コーナリングスピードが速い。セッティング変更に対しての反応も良いので入門者が乗るのには最適」というコメントが得られた。また、パワーがあまりないのでラフに扱うとすぐタイムダウンするため腕の差も出やすいのではとのことであった。

【開発テスト-2 富士スピードウェイ】
日時: 2014/9/4
気温:  23℃、 路温26℃
ドライバー: 石浦 宏明
走行枠: デモラン10分+スポーツ走行 2セッション(各40分)
総走行距離: 126km
ベストタイム: 1’48”75
最高速: 223.5km/h
同日参考タイム: JAF-F4  1’44秒台
路面: ドライ

本テストの主目的はレシオの決定。デモラン時、6速24/24のレシオでVmax時に5850rpmであったのでスポーツ走行前に25/26に交換した結果6100rpm (レブリミット6400rpm)となった。レシオはこれで決定となった(1種類固定)。
100Rでアンダー傾向が顕著であったのでFRウイングにガーニーを追加(200幅→400幅)したところ良くなった。ただし,ステアリングを切りながら立ち上がるコーナーでプッシュアンダーが出ると鈴鹿での井口同様のコメント。但し、鈴鹿のお披露目のときよりも弱まっており鈴鹿でのセット変更の効果は出ているとのこと。
ブレーキは井口同様踏力が必要と訴えていた。コントロール性は良好。
ハイダウンフォース仕様も試したが雨が降ってきたため評価はできず。レインライトの視認性を確認して終了。走行後,音量測定を行った結果は98dBであった。
石浦からは非常に乗りやすく,安定しているとのコメントを得た。シフトはマニュアルシーケンシャルでの走行であったがカチっと入りヒューランドより入りが良いとのこと。

【開発テスト-3 岡山国際サーキット】
日時: 2014/9/9
気温: 23℃→32℃、路温30℃→55℃
ドライバー: 石浦 宏明
走行枠:  デモラン10分+スポーツ走行 6セッション(各30分)
総走行距離: 236km
ベストタイム:  1’36”06
最高速: 205.4km/h
同日参考タイム: -
路面: ドライ

プッシュアンダー対策およびブレーキ、ダンパー案別、パドルシフトのテストを行った。アンダー自体は走り出しから富士のときより減っているがターンインでのリアの安定感が少し欠ける感じ。リヤウイングを2ホール立てた状態でメニューをスタートした。リアのアンチスクォート、車高ダウン、スプリングの強化(900→1000lbf)などリアの沈みこみを抑える方向に持って行くと、はっきりとした効果が得られプッシュアンダーはほとんど感じられなくなった。フロントウイングエンドプレートも大型化することで,どのコーナーでも出口のアンダーステアが減るとのこと。セッティングが進んだことにより,路温が20℃以上高くなったにもかかわらずベストタイムを記録した。
今回のテストからブレーキマスターシリンダー径をワンサイズダウンに変更した結果、踏力、コントロース性は向上し好評価であった。 パドルシフトは暫定の外付けGCUを使用、且つブリッパー機能がないためドライバー自身でブリッピングしている状態だが、アップ・ダウンとも一度もトラブルもなく順調に走行ができた。 
ロングラン(レース距離60km想定)もトラブルなくこなし、コンスタントに36秒中盤〜37秒台で走行。周回を重ねると前後ともスライド量は増えるがバランスの変化もなく、ズルズルになってしまうこともない。ガス欠テストも行い、NO FUELアラームが出てピットインしたときの残量は0.9Lであった。コースイン時にスタート練習も行ったが問題なく発進できた。
メカニカル、エアロともにセッティングに対する反応が良く、各種テストメニュー、ロングランも順調にこなせたことで有意義なテストとなった。