Nov.05.2014
GT300 マザー・シャーシ 「TOYOTA M101-86」が10月31日~11月2日に開催された「THAILAND SUPER SERIES 2014」のClass 1に参戦しました。

Super GT Rd.7 THAILAND に参戦した「TOYOTA M101-86」は、そのままタイに居残り「THAILAND SUPER SERIES 2014」Class 1に参戦しました。
「THAILAND SUPER SERIES 」はタイで開催されている人気シリーズでFIA GT3を中心とするClass 1を頂点とする全8カテゴリーで構成されています。
ドライバーは大嶋和也選手、TOYOTA TEAM THAILANDからのエントリーです。
スケジュールは、予選が10月31日金曜日、決勝レース@11月1日、決勝レースA11月2日のツーヒート制で開催されました。

M101-86にとって初レースとなつた前回のSuper GT Rd.7 THAILANDでは、実質Shake Down であったためマイナートラブルが多発し、ぶっつけ本番の脆弱性を露呈してしまいましたが、今回は、まだまだ完ぺきではないものの、一応、「走れる」状態にまでは仕上がっているようで、ツーヒートの両方で優勝しました。
予選ではポールホジションをゲット。

決勝レース@は11月1日16:40から15LAPで行われ、スタートこそパワーに勝るGT3車両2台にオーバーテークされて3位で1コーナーに侵入して行きましたが、直ちに2台をパスして、そのまま優勝となりました。

決勝レースAは、開けて11月2日16:50から15LAPで行われ、レース@での優勝により20Kgのウェイトを積載され、グリッドも予選2ndベストから決められるので4番手からのスタートとなりましたが、スタートこそGT3車両に抜かれ5位で1コーナーへ侵入して行きましたが、6LAP目にはTOPを奪回、その後は無難にチェッカーを受け2連勝となりました。

タイには、昨年まで「童夢コンポジット・タイランド」がありましたし、頻繁にタイにも行っていましたからレース界に知り合いも多く、これらの人たちからは、黎明期を過ぎて満開直前の大輪の花のようなエネルギーを感じますし、見る度に参加車両が立派になり、もうレースシーンを見る限り、日本のGTレースと変わるところはありません。
これからに期待したいと思います。