Jan.16.2009 日本自動車レース工業会のF20の発表会が開催されました。















年末年始をはさみ、思うように作業が進まないためにそろい踏みが心配されていたF20のシェイクダウンですが、無事に3台が快晴の富士スピードウェイに集まり、さしたるトラブルもなく走り始めました。
今日は、シェイクダウンというよりは1/15の発表会当日にお披露目する走行映像の収録が主題だし、無理して壊した日には発表会で無様な姿をさらすことになるので、慎重の上に慎重に走行するように指示していましたが、鮒子田運転の童夢車以外のフォーミュラタイプ2車はたちまちかなりのスピードで走りだし、特に、ムーンクラフトF20をドライブする高橋さんは毎周縁石に乗り上げる攻めようで、みんなひやひやとしながら見ていましたが、さすが現役ドライバー、うまく乗りこなしてかなりのタイムを詰めていました。
タイムを詰める必要はないのですが・・。ジャーナリストの試乗時にスピンしたりとヒヤッとすることもありましたが、撮影は無事に終了しました。

1/15御殿山のラフォーレ東京で12時よりJMIAの会員総会を開催し、引き続き13時よりJMIAのF20発表会を開催しました。
開催時には来賓の数も膨れ上がり、F20への関心度の高さに胸をなぜおろしながらF20の概要を説明し、13日に撮影した走行シーンをお披露目しました。
発表会の中ごろになって実車の除幕式を行い、各コンストラクターの代表者が特徴を説明し、続いて、TOM‘Sと戸田レーシングから新型レース用エンジンの説明を行いました。
特に戸田レーシングのTR-FX01はベースエンジンを持たない完全にオリジナルに設計されたレース専用のエンジンで、これからの活躍展開が期待できます。

引き続き14時より、林みのるが初めて書き下ろした自伝「童夢へ」の出版記念パーティを開催しました。林の個人的な友人たちも加わり、来賓はますます膨れ上がって狭い会場は込み合うくらいでしたが、本に登場する林の古い友人たちと壇上でエピソードを語りあったり、林の奥さんの洋子さんの主宰するタイの恵まれない孤児たちを支援するチャリティ・セールをしたり、帰りには、出版記念パーティにも関わらずお土産には本を差し上げず買っていただくという厚かましいお願いをしながら盛会のうちに終了しました。
なお、チャリティ・セールの売り上げは28万円となりましたので、その全額を「プラテープ・スクサ・スクール奨学金」に寄付します。