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| Sep.20.2000 童夢５０％スケール風洞建設順調 VOl.3 | |||
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風洞の心臓部にあたる送風機は８月下旬に完成し、ベンチテストによる性能確認を行った後、9月１１日に 現地に搬入しました。 運悪く東海地方に大きな被害をもたらした集中豪雨と重なり２日間の待機を余儀なくされましたが、９月１６日 に据付作業を完了し、風管がすべて繋がりました。 ■送風機ベンチテスト 送風機の基本性能が設計値に対し余裕を持った性能であることを検証すると共に、新たに開発したカーボンファイバー製ベーンにより振動、騒音、効率等、諸特性が大きく改善されたことを確認しました。 また、定量的な数値の改善もさることながら、音質の改善等、感覚的な性能改善効果を確認できたことが 大きな収穫でした。 ■送風機据付工事 輸送のためケーシングは４分割されており、現地で前後ロワーケースの合体、ベーンの取付、ロータとモータの結合等、内径４．３ｍの大型機ですが、1/100ｍｍ台のレべリング、センタリング等が要求される。 精密な再組立作業を行い、無事、据付を完了しました。 ■建築工事再開 ７月上旬から風管の据付完了まで約２ヶ月間待機状態にあった風洞室の建築工事は、９月上旬から再開し、９月１８日に鉄骨工事をほぼ完了しました。 ９月下旬には建物は外壁で覆われ、外部から風洞を眺めることが出来なくなり ますので、透視したような状態で風洞本体を見渡せる貴重な映像です。 |
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