鈴木英紀さんというレーシングスポーツカーをこよなく愛するエディターが制作する非常にマニアックな本、「SPORTS-CAR RACING」最新号「Vol.14」がやっと発売されます。
年間3回前後の不定期出版でもあり、販売数もそれほど多くないので書店では購入できない可能性もありますので、購入ご希望の方は直接出版社にお問い合わせください。
「SPORTS-CAR RACING」Vol.14
主なコンテンツ
●TOYOTA STORY for Sports-Car Racing
トヨタグループCカーの完全特集です。1982年に童夢が開発したセリカターボCからトヨタのグループCカーの時代は始まりまし た。
トヨタグループCカーは、2種類の4気筒エンジン、V8エンジン、そしてV10NAエンジンの3つの時代に分かれますが、4気筒とV8マ
シンのほとんどは童夢が開発を行っています。と言うより、1990年の90CVまで、トヨタグループCの歴史は童夢の歴史でもありました。最後のトヨタグループCカーだったTS010や94CVも童夢の関与無しには誕生することは不可能でした。
技術的なストーリーと、その時代のスポーツカーのストーリーの両方の面から、完全ストーリーを目指しました。
●2004年レギュレーションの読み方
2004年ACO(ルマン)とFIAは、ついに統一レギュレーションを施行しました。 新しいレギュレーションは、これまでのものとまったく違い、何と10年前に消滅したウイングカーを認めています。と言っても、昔のベンチェリーカーではありません。2004年レギュ
レーションのシュミレーションを世界で初めて試みています。
また、ACOとFIAは2004年に完全に新しいLMESをスタートさせます。これまで反目し合っていたACOとFIAが、どうして一緒に新しい
シリーズを行うことになったのか? LMESの全貌を紹介します。
●JGTCで成功する方法
混沌とした状況の中、JGTCは再びレギュレーションにモデファイを加えました。そのJGTCで成功する方法、つまり、レギュレー ションの網の目をぬぐう方法を追求します。
また、今のJGTCに何が必要であるか? も考えます。
●ポルシェを選択したスーパー耐久
ポルシェの参入によって、その様相を変えつつあるスーパー耐久の特集です。これまでパットしなかったスーパー耐久はポルシェ の参入によって、もう1つのスポーツカーレースとしてクローズアップされています。FIAが施行したN-GT850kgレギュレーションに
よって、ロータスエクシージの参入が噂される中、今後の動向は注目されています。
Sports-Car Racing Vol.14(最新号)
■ 発行日 : 2月21日
■ 価格 : 2,310円(消費税込み)
■ 販売その他の問い合わせ先 : ask@sports-carracing.net
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