Mar.18.1999 MLテストレポート

テスト走行

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MLプロトタイプ


MLプロトタイプは昨年7月のシェイクダウン以降、鈴鹿、もてぎ(ロード、スーパースピードウェイ)の各コースで計7回のテストを終え、順調にテストメニューを消化しています。
初期に発生したマイナーなトラブルの対策もほぼ終了し、シャーシセッティングも煮詰まってきています。ちなみに鈴鹿でのベストタイムは1'46"1で、これは新しいフォーミュラ・ニッポンの合同テストのベストタイムを1"3ほど上回っている事からも完成度の高さを物語っています。
またスーパースピードウェイでもコンピュータシミュレーションのラップタイムに極めて近い30"9を記録しています。
エンジンの方も順調にテストは進んでおり、シェイクダウン以降使用しているエンジンの走行距離も4000kmに近づいています。これはこの手のレーシングエンジンとしては驚異的な耐久性で、半シーズンをリビルトなしで使える目処が付いたと言えるでしょう。
今後の開発は、各部の更なるリファインに加え2号車の製作、クラッシュテストの実施等で量産化への準備を進めていく予定です。


〈今後のテスト日程〉

4月14日〜15日/ツインリンクもてぎ(スーパースピードウェイ)

5月18日〜19日/ツインリンクもてぎ(ロードコース)

6月9日〜10日/鈴鹿サーキット

7月1日〜2日/ツインリンクもてぎ(スーパースピードウェイ)
MLプロトタイプ