Jun.19.2005  2005 年ルマン24時間レースレポート32
駆動系トラブルでストップ



 

 

 


●駆動系トラブルでストップ
発電機を修理した後、3位#16ペスカロロを1周差で追っていたJim Gainer童夢S101-Hbは、午前4時20分頃道上龍から荒聖治に交代しました。しかし、午前5時頃フォードシケインの手前のメゾンブランシェを走行中、シフトダウンの際突然駆動を失いました。荒聖治はあらゆる作業を試みましたが、どのギアにシフトすることも不可能でした。
早速メカニックが駆けつけると共に、荒聖治自身が点検したところ、エンジンルームの床板にオイルが出ているのが判明しました。
駆動系の何処かが壊れたことは明らかでした。しかし、ピットに戻れらない限り、到底修復することは不可能なトラブルです。
慎重に事態を検討した結果、レースの続行を諦めることとなりました。