Jul.23.2005  SUPER GT Rd4 SUGOレースレポート6
TAKATA童夢NSXが、コースレコードで暫定ポールポジションを獲得



 

 

 


 夜の間再び雨が降りましたが、朝までには止み、ほぼドライコンディションで1回目の予選は行われることとなりました。
 1回目の予選は、最初にGT300クラスが単独で、続いてGT500クラスが、その後GT300クラスとGT500クラスが混走で行われました。
 ドライコンディションとなっても、コースは汚れていますから、GT500クラスのセッション開始後、慎重にタイミングを見計らって、開始10分過ぎTeam Honda Racingの2台のNSX-GTはタイムアタックを開始しました。
 TAKATA童夢NSXを操る道上龍は、慎重にタイヤを暖め、タイムアタック4周目1分16秒099のコースレコードを記録しました。
 道上龍のタイムを破るため、ライバル達は果敢にアタックを続けますが、セッション終了までに道上龍より速いタイムを記録した者はありませんでした。
 「トップタイムと言っても、テストで1分15秒台を記録しています。路面コンディションの悪さを考慮しても、ライバル達との差もあまりありません。ほんのちょっとピッチングが出ていることを考えると、余裕の暫定ポールではありません」と、道上龍は語っています。
 しかし、4番手にRAYBRIG NSX、5番手にEPSON NSXが付けていることから考えても、生まれ変わったNSX-GTの高いポテンシャルは明らかです。