レーシングカーには、ラップタイムを計測するため、トランスポンダーと呼ばれる計測器が搭載されていることはご存じだと思います。この計測器の管理は、もちろん、主催者であるACOが行っていますが、何とレース中、計測器を交換するよう、ACOはRfHに要求しました。
　もちろん、ピットインしなければなりませんから、大きくタイムロスすることとなります。上位4台で2周間隔で争っている時、このようなピットインを行えば、間違いなく順位が変わってしまいます。
　しかも、計測器に何の不具合も、その兆候も見られません。何とも不可解な指示ですが、RfHはACOに従ってピットインしました。
　と言っても、誰がどう見ても、嫌がらせとしか思えないピットインをするつもりはありませんでした。少し前から、パドルシフトに不具合が出ていたことから、計測器を交換するでけでなく、パドルシフトのコントロールユニットを交換することとなりました。
　予定通り、No.7アウディに抜かれて4位となってしまいましたが、RfH童夢は快調に走行を続けています。