May.03.2009  2009 AUTOBACS SUPER GT Rd3 FUJI GT400KM RaceReport 1










岡山で行われた開幕戦以来、No.18 ROCKSTAR童夢NSXは、大きなダウンフォースを獲得するため、後端が反り上がったリアフェンダーを装着していました。第4戦が行われる富士スピードウェイは高速コースですから、ドラッグを減らすため、2008年に使われたスリムなリアフェンダーを装着して富士スピードウェイに登場しました。

2009年のSUPER GTレギュレーションは、フォーミュラニッポンと共通のザイテック製のパドルシフトの使用を許しています。これまでNSX各車によってセットアップを重ねて、比較的安定した動作が確認されてきました。No.18 ROCKSTAR童夢NSXは、今回の富士スピードウェイのレースで使用するため、セットアップを行っていました。
ところが、午前中に行われたフリープラクティスの際、ドライバーの好みに合わせた最適なダウンシフトのタイミングにセッティングするのは難しく、マシンそのもののセットアップを行う時間にも影響を及ぼすと判断されたため、午後行われる予選ではパドルシフトを使わないで、従来と同じシフトレバーによるマニュアルシフトを選択しました。

午後1時40分1回目の予選が開始されました。No.18 ROCKSTAR童夢NSXには最初道上龍が乗り組んで、コースインしました。決勝レースを想定して、道上龍はユーズドタイヤを装着して走行しました。予定通り、たった4周の周回で、道上龍はクオリファイに成功しました。
続いてニュータイヤに履き替えると共に、小暮卓史が乗り組んでタイムアタックを開始しました。慌ただしかった午前中と比べると、かなりシャシーのバランスは改善されましたが、42kgのウエイトハンデが大きく効いているようで、スーパーラップへの進出は脱しました。

公式予選正式結果
3 No.8 ARTA NSX 1分34秒705
**以上スーパーラップでのタイム**
10 No.100 RAYBRIG NSX 1分35秒714
11 No.32 EPSON NSX 1分35秒886
13 No.18 ROCKSTAR童夢NSX 1分36秒015
14 No.17 KEIHIN NSX 1分36秒021