Apr.05.2014
Round1 OKAYAMA GT 300km RACE QUALIFYING


2013 Rd.8


2013 Rd.8

2013 Rd.8

SUPER GT Rd.1
岡山国際サーキット

4月5日
午前:公式練習
晴れ後時々曇り
気温4℃⇒7℃
路温16℃⇒21℃

走り始めは山本尚貴選手。
チェックランの後、トラブル確認のためピットイン、 無事に素早く修復できて走行再開。
その後ジャン・カール・ベルネ選手に交代、同じタイヤで確認走行実施。

再び山本選手に交代。タイヤをハードに交換。
その後、ベルネ選手にも同じタイヤで走行させし二人で種類のタイヤを評価。
公式練習の最後は、予選・決勝スタートで使う予定のないタイヤを用いて、予選アタックの練習を両ドライバーで行ってセッション終了。
GT500の専有時間に山本選手が1'20.988を出して4位のタイムをマークしました。

Rank CarNo CarName BestLapDriver BestLapTime
4 18 WEIDER MODULO NSX CONCEPT-GT 山本 1'20.816
7 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 金石 1'21.089
8 100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮 1'21.096
10 32 Epson NSX CONCEPT-GT 中嶋 1'21.256
13 8 ARTA NSX CONCEPT-GT 松浦 1'21.382

午後:ノックダウン予選QF1
曇り時々晴れ
気温9℃
路温28℃

山本選手がQ1アタック。予選に向け車高とウイングを少し調整した。
全車のなかで最後となる残り10分でコースイン。
直前でピットアウトした46号車をすぐに抜いたのち、前後の間合いをキープしてウォームアップを行った後アタックを開始。
計測3周目に1'19.968を出して3位にたったが、前を走る2台に追いついてしまい、これ以上のタイムアップが難しいことからアタックをやめてピットイン。
残り時間で2台のタイムに抜かれたものの、トップから0.1秒差の5位でQ1を突破した。
車の状態は、午前の公式テストと比較してバランスが非常に向上しているとドライバーはコメント。

Rank CarNo CarName BestLapDriver BestLapTime
5 18 WEIDER MODULO NSX CONCEPT-GT 山本 1'19.968
7 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 金石 1'20.313
12 8 ARTA NSX CONCEPT-GT 松浦 1'20.927
14 100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮 1'21.100
15 32 Epson NSX CONCEPT-GT 中嶋 1'21.306

ノックダウン予選QF2
曇り
気温:5℃
路温:23℃

山本選手のタイムとコメントからセッティングはそのままとしました。
Q2ドライバーはベルネ選手。山本選手のQ1走行データを入念にチェック。
Q1と同じく残り10分でコースイン。
しばらくして公式映像のモニターに激しいブレーキスモークが映りました。
その一回かどうかは不明ですが、タイヤを痛めたようでその後のアタックも不発に終わり、予選8位で終わりました。
タイヤカスがブレーキダクトの入り口に残っていて、冷却のアンバランスでカーボンブレーキの効きに左右差が生じた可能性が疑われますが、低い気温でのカーボンブレーキの扱いの難しさも、要因の一つとも考えられます。

Rank CarNo CarName BestLapDriver BestLapTime
7 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越 1'20.176
8 18 WEIDER MODULO NSX CONCEPT-GT ベルネ 1'21.011

非常に寒い朝で、一日を通してあまり気温は高くなりませんでした。
明日の決勝、GT500の全車が新車であり、300qのレースを走り切ることに対して、不安を抱えているチームもあると予想されます。
山本選手が今日の予選で見せたパフォーマンスから予想される決勝ペースを基に戦略を立て、且つ、今回持ち込んだミシュランタイヤの性能を最大限に引き出したいところです。そして山本・ベルネの両選手がトラブルフリーで無事チェッカーを受けられるように、入念な準備を行い、決勝に臨みたいと考えています。
コース上の争いだけではなく、難しくなったドライバー交代を含む各車のピットワークも、ドキドキする見どころの一つです。皆さん応援よろしくお願いします。