Mar.14.2008  2008 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 SUZUKA GT 300km Report 1






いよいよ、2008年のSUPER GTの開幕を迎えました。
昨年、好成績を記録したNSX-GTが、50kgのウエイトハンデを課せられたことはご存じだと思います。しかし、精力的に開発を進めた結果、それなりのポテンシャルを発揮出来るようになりました。

今日午前と午後2回のフリープラクティスが予定されていましたが、朝から鈴鹿地方は非常強い雨に見舞われたため、午前中コースの彼方此方に川が流れているような酷い路面コンディションとなりました。そのため、No.18 TAKATA童夢NSXは走行を控えました。

昼過ぎに雨が止みました。2回目のセッションがスタートする頃となると、川が流れるような最悪のコンディションは改善されました。
 しかし、セッティングを追求するような状況ではないため、各部のチェックを中心として走行しました。
このような状況だったため、No.18 TAKATA童夢NSXは、中古のウェットタイヤを装着してコースインしました。

今年最初のレースであるため、フリープラクティスを使って、レース運営面の様々なシュミレーションも行われました。
中でも、セッション開始から15分ほど経過した時、赤旗となった際のレースシュミレーションが行われました。セイフティカーがコースインして、その時点でトップタイムを記録していたクルマの前に入る一方、GT300クラスとGT500クラスを分離して隊列を整えました。

レースシュミレーションが確認されると、再び通常のフリープラクティスが再開されました。
セッションの終わりに15分間ずつ、GT300とGT500を別々に走行する時間が設けられていますが、小暮卓史は、中古タイヤでありながら、あっさりとトップタイムを出してしまいました。そのままGT500の走行時間が終了すると思われましたが、ライバル達も果敢にタイムアタックを行っていたため、終了1分前、トップの座を明け渡しました。

明日はドライコンディションとなりそうです。

フリープラクティス *ウェット
2  No.18  TAKATA童夢NSX 2分04秒295
5  No.17  REAL NSX 2分05秒240
10  No.100 RAYBRIG NSX 2分06秒318
11  No.3   EPSON NSX 2分06秒408
12  No.8   ARTA NSX 2分06秒788