奥 明栄
1956年生まれ
大学自動車部在学中から童夢でアルバイトをはじめ、そのまま就職して今日に至る。
入社当時、童夢はルマン用マシンの開発中で狂気の忙しさの真っただ中だったおかげで、新人にもかかわらず寝る暇も無いほど製図版に張り付いている毎日が続き、当初よりめきめきと実力をつけていった。 一歩一歩、実績を積み重ねて着実な成果を得るタイプで、奇抜なアイデアや派手なパフォーマンスには縁がないが、その手堅い手法が童夢の技術的な基盤を支えている。
TOYOTAのCカーの開発時に本格的なCFRPの開発に取り組み、以来、CFRPの将来性に着目。2001年、童夢カーボンマジックの設立に尽力し、初代社長として陣頭指揮をとることになる。